来週、5月11日（日）および12日（月）の2日間にわたり、ジンバラン地区のウルワツ通り周辺において、バリ・ヒンドゥー教の大規模な宗教儀式が執り行われる予定です。この宗教儀式は「ウパチャラ・ススフナン・デワ・アユ」と呼ばれ、ジンバラン村の守護神である“デワ・アユ神”を聖地へとお送りする、神聖な宗教儀式です。
村人たちはこの儀式を通して、自然・神・祖先への感謝を表し、災いを遠ざけ、村の平和と調和を祈願します。
華やかな衣装や音楽とともに、地域の絆を深める大切な伝統行事となっています。

11日（日）は午前6時より、ジンバラン市場近くの寺院「プラ・ウルンスウィ（Pura Ulun Swi）」から、ウルワツ寺院へ向かって数千人の参拝者が練り歩く行列が行われます。この際、行列の長さは5〜6kmに及ぶ見込みで、道路は歩行者優先となり、一部通行止めや長時間の交通規制が発生する可能性があります。

また、12日（月）も午前6時より、ペチャトゥ（Pecatu）地区からジンバラン地区へ向かう同様の宗教行列が予定されています。これらの儀式に伴い、ウルワツ通りはもちろん、周辺の生活道路や抜け道にも大きな混雑が予想されます。現地を訪問予定の方や、該当エリアを通行される予定の方は、時間に余裕を持った行動を心がけ、現地交通状況に十分ご注意ください。

バリ島の伝統文化を尊重し、地域住民による神聖な行事が円滑に進むよう、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。