ーーインド洋に浮かぶバリ島ーー
その地理的特徴から『インド洋に広がる宝石』と形容されるインドネシア。
その数多広がる島のうち、ジャワ島とロンボク島に挟まれた、ちょうど扇の形をしている小さな島がバリ島です。

一年を通してその温暖な気候と心地よい風や自然豊かな美しい景色、
古き時代から現代まで、現地の人々によって大切に継承されている伝統文化は
バリ島を訪れる世界中の人々をひきつけている魅力の一つであり、
島のあちらこちらで目にする様々な観光客の姿や形は、この観光の島の代名詞となっています。
ビーチでは、何の迷いもなく上半身裸体(なかには下半身までも)となり、
降り注ぐ太陽の日差しを体中に浴び日光浴をしたり、これまた上半身裸体でレンタルバイクを乗り回したり、有名な寺院、滝の名所、空中ブランコに乗れる景色の綺麗な場所などを、熱心に見て写真を撮ってまわる観光客。宗教儀式のために、バリ人独特の民族衣装を身に着け、親戚家族一同が総出で道路などを移動する姿は今、私たちがバリ島で目にしている日常風景です。

ーー知られざる独立戦争の歴史ーー
この現代の姿など想像もできない以前今から78年前、インドネシアは祖国の独立を死守するため元宗主国であるオランダと独立戦争を各地で繰り広げていました。バリ島ではイ・グスティ・ングラ・ライ中佐(現在デンパサール空港で銅像が建てられている)がバリ島の独立義勇軍の総司令官として、バリ島の独立義勇軍兵士たちを束ねて奮戦していました。
そして1946年11月20日バリ島マルガラナにおいて、独立義勇軍とオランダ軍との　間で激しい戦闘勃発し、
ライ中佐以下多くの兵士たちが命を落とします。その中にはこの戦闘に加勢した元日本兵や日本人が含まれており、
現地の村で暮らしている人々によって現代になっても大切に祀られています。

ーー関連ツアーについてーー
このツアーに参加するには以下のツアーをご参照ください。

「インドネシア独立を支えた元日本兵の足跡と世界遺産ジャティルイを巡る歴史と自然の旅」https://55bali.com/activity/detail/independentwar-japanesesoldiertour